採用情報

社員紹介(技術職・東日本)

仕事内容

東日本担当エリアにおいてシスメックス製品の納品、デモ機の設置・引上げを担当。あわせてスケジュール調整・運送手配・売上報告等の事務処理も実施しています。「血球分析装置pocHシリーズ」のプリングアップサービス(引き上げ修理サービス)や、手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」(以下「hinotori™」)の設置業務にも携わっています。

入社からこれまで

入社~1年目

セットアップ、メンテナンス、設置などの業務を学び、理解を深める。納品については小型血算、尿定性、小型凝固と徐々に対応可能分野を広げる。

2年目~5年目
【千葉エリア担当】
これまで同様の業務を行いつつ、シスメックス千葉営業所担当として作業案件のスケジュール調整、運送手配を担当。血算システム機・大型凝固、免疫など対応可能な機器・分野の幅をさらに広げつつ、後輩社員の育成・フォローも実施。
5年目~6年目
【関東エリア担当】
担当窓口を広げつつ、「hinotori™」の設置作業も手掛ける。
現在
【北関東・千葉エリア担当】
これまでの業務に加え、プリングアップサービスの業務拡大のため、ジョブローテーションのOJTトレーナーも担当する。
 

Q .なぜシスメックスTMCに転職されたのですか?

 これまで、自動車の整備士として整備や修理の現場を経験し、その後は運送業者向けの運行管理システム会社で生産管理やカーナビのプログラムインストールに携わってきました。いずれも技術系の仕事ではあるのですが、次第にもう少し社会のインフラ的役割に近い領域で働いてみたいと思うようになりました。
 当時、結婚を控えていたこともあり、将来を見据えて「長く安定して働ける環境」を意識するようになりました。転職活動を進めるなかで、医療やエネルギーなどインフラに関わる業界に注目し、その中で出会ったのがシスメックスTMCでした。さらに転職活動をしている頃にコロナ禍に見舞われ、そんな世の中でもこの業界には変わらず需要があると実感できたことも入社の決め手になりました。
 もちろん、医療機器という未知の分野には不安もありました。しかし、取り扱う機械が変わっても、工具の扱い方や分解、組み立ての基本など、これまでの経験は活かせるはずだと思い、挑戦することに決めました。

Q.入社してどう感じましたか?そこからどのように成長してきましたか?

 入社前に想像していた通り、組み立て作業など基本的な技術面は問題なかったのですが、機器の測定原理が分からないことの苦労もありました。当社の機器製品では血液などの検体を測定しますが、「何をどう計測して結果を出しているのか」がイメージできないので、表示されたデータがどうであれば正常で、どんな時に不具合があるのかといった判断が難しかったのです。
  ただ、最初は所属する東日本センターでの調整作業から始め、次に先輩に同行して現場を経験、実際に自分が作業する様子を見てもらいながらフィードバックを受け、それから独り立ちというように着実にステップアップできたので安心して取り組むことができました。取り扱う製品も、小型の血液検査機器から始まって徐々に大きな機器、さらに血液検査以外の分野の装置へと幅を広げていくことで、無理なく成長できたと思います。

Q.シスメックスTMCで働いていてよかったと思うことは何ですか?

 シスメックスTMCの技術の仕事は「新しい機器を設置する」ことが中心です。修理などの対応であれば、お客様がお困りのところからスタートすることになりますが、設置の場合はお客様も楽しみにしておられ、施設に新しく設置された機器を喜んでいただける場面が多く、前向きな気持ちで取り組めるのが魅力です。また、月2、3回は宿泊を伴う出張が入るのも、私にとってはちょうどよい気分転換になっています。
 仕事に臨むときは「新しいことにチャレンジする前に、今手掛けていることを完璧に身に付けたい」という気持ちがあります。そのため、少しでも疑問があれば絶対に放置せず、自分で調べるなり、周りの仲間に聞くなりして解決するよう心がけています。先輩をはじめ、社内のメンバーが聞きやすい空気を作ってくれていることにはとても感謝しています。「どうすればお互いに働きやすくなるか」を自然に考え合う文化があるのは、私を含めたほとんどのメンバーが異業種からの中途入社であり、「最初は分からなくて当然」という経験を共有しているからかもしれません。
頼みごとなども言い出しやすい雰囲気があり、たとえば担当エリア内で自分の経験値では対応が難しい案件が出たとき、先輩に同行してもらえないか相談することもあります。

Q.ワークライフバランスについてはどうでしょうか。

 医療機器の設置では、土日祝日や連休中に作業が入ることも少なくありません。とくにお盆やゴールデンウィークなどは施設側が時間を取りやすいこともあり、案件が重なることも。そのため、世間一般のカレンダーどおりの休み方とは少し違う働き方にはなりますが、代休や有給休暇は他のタイミングでしっかり取得できています。
 職場では「全員が働き詰めにならないようにしよう」という意識が共有されていて、無理が積み重なることがないよう声をかけ合っています。
昨年は、趣味のF1観戦のために泊まりがけで鈴鹿サーキットまで出かけました。こうして、イベントの日程に合わせて休暇を取る相談が問題なくできるのも嬉しいです。
家庭の事情に理解があるのも助かります。現在、妻が妊娠中なのですが、体調がよくないときなどに「早めに帰ってあげて」「出張を代わろうか」といった声をかけてもらえることもあり、安心して家族を支えることができています。

Q.今後の目標について教えてください。

 先ほど「新しいことにチャレンジする前に、今取り組んでいる仕事を完璧に」と言いましたが、その延長として、会社が手がけているすべての機器を扱えるようになることが最終的な目標です。そうなれば、最終的にはどの地域に訪問しても「安心して任せられる」と言ってもらえると思うからです。
  もう一つやりたいことは、所属している東日本センターのメンバーだけでなく、西日本センターのメンバーとの交流を深めることです。所属は分かれていても、業務内容はほぼ同じ。だからこそ、より積極的に情報交換や意見共有をして、お互いのよい部分を取り入れていけたらと考えています。全国のあちこちに知っている顔がいるというのも、よく考えるととても面白いことですし、そうしたつながりを大切にしていけるとよいですね。
  今は後輩へのOJTも担当していますが、意識しているのは「失敗に対して委縮させないこと」。最初は誰でもうまくいかないのが当たり前なので、「2回目、3回目で少しずつ修正していければいい」と伝えながら、より安心して取り組める環境を作っていきたいです。

1日のスケジュール

 9:00
【出社】
朝礼。スケジュール及びメールのチェック。出社している他メンバーとの情報交換など。
10:00
【事務処理】
報告書の作成、売上報告、運送手配、経費精算などを行う。
11:00 【設置事前準備】
機器の設置を行うため、社内で訪問の準備作業を行う。
12:00
【昼食】
チームメンバーと会社付近でランチ。
13:00
【移動~お客様訪問】
社用車または公共交通機関で移動し、納品機を設置。
18:00
【帰宅】
業務終了後、訪問先から自宅へ直帰。家族と自由に過ごす。
 
※掲載情報は取材当時の情報です。