採用情報

社員紹介(営業職・福岡支店駐在)

仕事内容

主な仕事の一つは案件獲得のための活動と獲得後の対応です。病院の窓口となっている代理店の「製品を紹介してほしい」という依頼から始まる案件もあれば、自ら病院に製品の提案をして獲得する案件もあります。案件の発生後は、提案書作成や見積書提出、デモンストレーション、受注後の納品打合せまで行います。もう一つの仕事は既存顧客の定期フォローや問い合わせ対応。案件を獲得して終わりではなく、継続的なご契約に向けて良好な関係を維持するため、アフターフォローや定期訪問も欠かさず行います。

入社からこれまで

入社~5年目

【佐賀・長崎エリアを担当】
機器の説明やデモ設置、納品業務を行う。自社製品の理解を深めながら経験を積む。
5年目~現在 【福岡・沖縄エリア担当】
担当エリアの変更。これまでと同様の業務を担当しながら、経験と知識を活かして後輩社員への同行や指導も行う。
 

Q .なぜシスメックスTMCに転職されたのですか?

 一番のきっかけは結婚を機にワークライフバランスを考え直したことです。前職も同じ医療機器の業界だったのですが、拘束時間が長く、フレックス制度はあるものの実際には使える雰囲気ではないなど、働き方の自由が利きづらい環境でした。全国転勤の可能性もあったのですが、妻の地元を離れたくなかったので、転勤がないシスメックスTMCは魅力的に感じました。
 同じ医療機器の営業なら、業界大手でパイオニアとして働きたい気持ちもありました。前職も中堅規模のメーカーとして良い製品を持っていましたが、知名度の面では限界があり、自分の提案力だけでは成約に至らない場面も多かったのです。その点、当社が扱うシスメックス製品は、医療現場からの信頼も厚く、病院のほうから相談や依頼をいただくケースも多いです。同じ営業でも、そうやって先方の要望に丁寧に応えていくスタイルのほうが、自分はより一層自信を持って取り組めると思いました。
こうして、即戦力として前職の経験を活かしつつ、より環境がよく、安心して働ける場所を選んだ結果がシスメックスTMCでした。

Q.入社してみてどのように感じられましたか?

 最初に感じたのは、「お客様から感謝される機会が増えた」ということです。
ちょうど昨年度はお客様に機器の更新をお願いする機会が多くありました。新たな製品は性能面がとても向上しているため、「買い替えによってこういう点が改善されます」というメリットとともにお勧めすることができました。また、施設に合った選択肢をご提案できる多様なラインナップがあるのもシスメックス製品のよさ。導入いただいたあとで、「助かりました」と声をかけていただくことも多く、本来、こちらが「ご購入ありがとうございます」と言うべき立場なのに、逆に感謝の言葉をいただけるのはこんなに嬉しいものかと感じています。そもそも、最初に医療機器業界を志したのも、「先生方や患者さんのためになることをしたい」という思いがあったから。今はそれが実現できていると日々の仕事の中で実感しています。

Q. 普段の仕事ではどのようなことを意識していますか?

 営業として大切にしているのは、「誠実に、丁寧に対応すること」です。私は、特別に話術に長けた営業担当者ではありません。だからこそ、一つひとつの案件を相手に寄り添いながら丁寧に進めることを心がけています。たとえば代理店の方がスムーズに動けるようにフォローすることもその一つです。代理店の方がお客様に製品情報などを伝える必要がある場合、重要な点を伝えやすいよう、メールで情報を整理して共有するなどします。こうした代理店へのサポートが、結果的にお客様にも丁寧な対応を届けることになり、そのことが製品導入につながると考えています。
 こうした日々の対応のほか、市場に広まっていない新しい製品については、こちらから積極的に動くことにも努めています。具体的には、自分で未開拓の施設リストを作成し、適した代理店を選んで同行をお願いするなど、ターゲットを設定してアプローチをしています。
 またシスメックスTMCでは知識の共有をとても大事にしています。製品の知識は当然必要なのですが、実際は、製品が同じでも導入プロセスが異なるなど、ケースバイケースになりがちなのがこの仕事。どんなベテランであっても知らないことに直面するものであり、だからこそ、分からないケースを自分だけで抱え込まず、チームで知恵を出し合う文化が根付いていると感じています。私も、経験から得た知識はエクセルなどにまとめて共有し、次に同じ疑問に直面する仲間の助けになるようにしています。
 シスメックスTMCでは、入社直後から自分で考え、自分で動くことも求められてきました。それでも不安に感じることがなかったのは、こうして情報を文書で共有したり、近くにいない人にでもメッセージや電話で気軽に相談できたりする文化があるからだと思います。

Q.ワークライフバランスについてはどうでしょうか。

 現在、3歳と、生まれたばかりの2カ月の子どもがいます。家庭の時間を大切にしながら働けているのは、柔軟な働き方ができるおかげですね。
 たとえば午前中だけ外での営業活動を行い、午後は自宅に戻って在宅で業務を進めることもあります。こうした柔軟な働き方ができるのは、子どもの送り迎えなどにあたってとても助かっています。たとえ独身の社員であっても、「夕方からの予定に合わせて業務を調整し、しっかり完了させてから早めに退勤する」といった働き方が認められています。
 平日も家族と一緒に食事をしたり、子どもの寝かしつけをしたりする時間を持てています。妻ともよく話しているのですが、もし前の会社にいたままだったら、家族と一緒に過ごす時間が持てていなかったかもしれません。仕事と家庭の両方を大切にしながら、自分らしいペースで働けるのは嬉しいことですね。

Q.今後の目標について教えて下さい。

 営業にとってはお客様からの信頼が何より大切です。病院の先生方には、こちらの説明に自信があるかどうかをすぐに見抜かれます。自信のない説明では安心して任せていただけません。だからこそ、専門知識を深め、しっかりと根拠を持って提案できる営業にならなければと思っています。
 転職してきたときにはDMR(臨床検査薬情報担当者)の資格も持っていましたが、資格はあくまでスタートライン。大事なのは製品の特長や検査の仕組みを自分の言葉で説明できるよう、日々勉強を続けることです。最終的には「この機器のことならこの人に聞けば安心だ」と思ってもらえるような存在になりたいですね。お客様だけでなく、後輩や先輩からも頼られる営業を目指して、これからも丁寧に経験を積み重ねていきたいです。

1日のスケジュール

9:00
【出社】
自宅より代理店に直行。製品説明会や案件打合せ。
10:30
【社内業務】
務処理、売上処理、見積書作成、問い合わせ回答、社内報告など。
12:00
【お客様訪問】
初めて訪問するクリニックで製品について紹介。見積書提出の要望をいただく。
13:00
【昼食】
オフィスの近くの気に入っている定食屋でランチ。
14:00
【お客様訪問】
代理店に同行して既存顧客である病院へ。製品のデモンストレーションを行う。
16:00
【お客様訪問】
製品の納品についての打合せを行う。
18:00
【帰宅】
訪問先の病院から自宅に直帰。帰宅後は家族と過ごす。        

 
※掲載情報は取材当時の情報です。